冬の寒さを忘れる 熱いフライキャスティング風景
2008年 12月 23日
集まった仲間が持ち寄った 愛用のフライロッドは
歴戦の有志のように傷だらけのものから
来春の秘密兵器となるべく手元に届いたばかりのものなどと様々。
集まった仲間たちと同様に、個性的な魔法の杖たち。
ディスタンスを競い合う。
30m付近にメジャーが置かれたが
実際にキャスティングをしてみると、改めて30mというのは、とても遠かった。
ロングラインのフォルスキャストからのシュート。
ラインが柔らかな曲線を描き、スルスルと伸びる。
でも、ラインが写っていない(汗)
コチラはパワフルなシュートスタイル。
左足を軸に、身体を前後に大きく動かしてキャスティングアークを広くとる。
ロッドの動きがしっかりとコントロールされ、スラックのない
矢のようなタイトループがコチラに向かって伸びてくる。
フライキャスティングは難しいけど、とても楽しい。
ロッドを振って笑顔になれるなんて、なんて幸せなことだろう。
渓魚を釣って笑顔になれる、ロッド振っても笑顔になれる。
フライフィッシングの魔法ってのは、素晴らしいと思う。
そうそう、ライン捌きののコツ、次回の合同練習で教えてもらおう。
新しく手に入れたロッドでのキャスティングは、もちろん楽しい。
スルスルと伸びていくラインの軌跡の先には、ライズリングが広がっている。
そんなイメージをしながらロッドを振れば、早く新しいロッドでサカナの感触を確かめたくなる。
しっかりとフォルスキャストでループの形を整えたら、次はシュートに移る。
ラストのバックキャスト時にラインを僅かに後方へドリフトさせたら・・・シュートだ。
長良川対策のディープウェーディングを想定したキャスティング。
バックキャストで後方にラインが垂れないようにフォルスキャストしてシュート。
最後のホールも水面を叩かないように、腕の動きもコンパクトにしている。
膝を付いてキャストすると、身体の動きも制約されるけど
無駄のない動きから繰り出されるラインは・・・流石のひと言。
こちらも、ディープウェーディングを意識しながらのキャスト。
彼は、長良川はもちろん、関東の激戦区 渡良瀬川を意識してのキャストだろうか。
#3の長尺ロッドを振りながら、ラインの描く軌跡を確認する。
ラインの軌跡とロッドの動きは、自身の手の動きを増幅させたもの。
しっかりとその動きをチェックしてもらいながらアドバイスをもらうと
独りでキャストするよりも、断然効率よくキャスティングが上手くなる。
キャスティングが好きなもの同士が集まると、寒さも吹き飛びアツくなれる。
フライキャスティングは、とても難しいけどスゴく楽しいものだ。
by terry_ffb2
| 2008-12-23 06:37
| ♪Field Album